位置情報ビッグデータと街づくりについて
センサーシティー 都市をシェアする位置情報サービス (#xtech-books(NextPublishing))
- 作者: 中島円,神武直彦
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2017/09/29
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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この本は位置情報ビッグデータを活用した街づくりについて解説した本である。
ここ最近、スマホなどから位置情報のデータをビッグデータとして収集して、ビジネスに活用する事例が活発になってきている。
位置情報の取得方法としては、現在のところ下記がメイン。
このビッグデータを活用すれば、どの時間にどの場所でどの属性(年齢・性別など)が何人、どんな動きをしたかということが分析・可視化可能になる。
活用事例として、この本で説明されている街づくりや観光の他に、マーケティング(店舗の新規出店計画やプロモーション・イベント等の分析)など。
位置情報を含むビッグデータを活用した街づくりの事例として、ロンドンやバルセロナ、NYなどが世界的に見て進んでいるようだ。
またこのようなIoT時代において、街づくりの主役や行政や企業でなく、市民であると筆者は述べており、その事例についてもいくつか紹介されている。